【読んでほしい人】
進路をどうしたいか悩んでいる中学3年生
お子さんにどう導けばいいのかわからない保護者
【自己紹介】
清水市出身の塾の先生
静岡聖光学院→静岡県立大学薬学部
一児の父
1、静岡県中部地区での受験校を決定するまで流れ
7月 部活動や外部の活動を引退
8月 各高校の学校見学に参加
9月 学力調査テスト・前期期末テスト
11月 後期中間テスト
12月初旬 学力調査テスト
12月中旬 三者面談で志望校決定
こんな感じで進んでいきます。
2、学校の先生目線
先生方は、9月と11月のテストの結果や日々の学習態度で内申点を決めます。
9月と12月の学力調査テストでどのくらいの点数が取れるかを見ます。
その二つを加味して、出てきた志望校にほぼ確実に合格できるかを判断します。
3、どうやって志望校を決めたらいいか
まず3年後(高校卒業後)に何をしていたいのかを一番に考えてください。
例えば、
静岡県立大学に行きたい
→静岡高校・清水東・静岡学園・静岡市立・静岡東・静岡北
○○デザイン専門学校でデザイン勉強したい
→清水南・清水西・桜が丘・清水国際・静岡北
早く自分でお金を稼ぎたい
→科学技術・桜が丘・静岡農業・清水国際・静岡商業
次に高校で何をしたいか考えてください。
例えば、
清水東と静岡高校で悩んでいて野球部で頑張りたい
→静岡高校
桜が丘・清水西・清水南で悩んでいて学校生活を楽しみたい
→○○高校
この二つ考えればある程度進路は見えてくると思います。
高校卒業後何も考えられない、高校でしたいことがない人は
将来自分が進路決定するときに幅広い選択肢が持てる高校に行くことをお勧めします。
4、3者面談で
3者面談では、先生が合格は難しいと判断した場合進路の変更を提案してくる場合があります。
また、3者面談で進路を確実に決めるようなことを言われるかもしれません。
本当の受験決定は、
私立高校の場合は、年明けまで
公立高校の場合は、一度志願した後でも変えることが出来ます。
ただ、やみくも決定を延ばすこともよくないです。
だらだら、悩んでいるより覚悟も決め背水の陣で勉強に励み逆転で合格した生徒を何人も見ています。
5、まとめ
3者面談は人生を左右する最初の決定をする場だと思います。
そのため、慎重に話を進めてください。
また、受験校が決定してもまだ何も手に入れていません。
ここから公立高校入試まで3か月弱頑張った子の中には驚くほど実力を伸ばした子もいれば、
合格圏にいると思い涙をのんだ子もいます。
受験はここからが勝負です。