中学3年生にとって2学期は、内申点が確定する大切な時期です。入試本番の点数だけでなく、日々の学校生活の積み重ねが合否に直結します。ここでは、10月からでも取り組める内申点アップの工夫を3つ紹介します。
1. 提出物は「期限厳守」が最優先
内申点を大きく左右するのが提出物です。内容が完璧であることよりも、期限を守ってきちんと提出することが重視されます。雑にならない程度に完成度も意識しながら、とにかく期限を守ることを第一にしましょう。「必ず出す」という姿勢そのものが評価につながります。
2. 授業中の態度と発言で印象を残す
先生は授業中の姿勢をしっかり見ています。ノートを丁寧に取る、わからないことは質問する、積極的に発言するなどの行動は、小さなことのようで大きなプラスになります。特に苦手科目では「頑張っている様子」が伝われば評価が上がりやすいものです。受け身でいるより、一歩踏み出す姿勢が大切です。
3. 毎日の学習習慣を安定させる
内申点はテストの点数だけではなく、普段の学習習慣からもにじみ出ます。毎日同じ時間に机に向かう、予習や復習を欠かさないなど、安定した習慣が先生にも伝わります。家庭での努力はすぐに点数に表れなくても、内申点には確実に反映されます。
まとめ
内申点は一度決まると変更できません。しかし、今からの行動でまだ十分に変えることができます。提出物・授業態度・学習習慣という3つの柱を意識して、この秋を過ごすことで、入試本番の安心材料を増やしていきましょう。