📖 大津のつぶやき:大学受験編(努力と逆転の夏)

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🎯 高校時代、勉強と部活と迷いの日々

こんにちは。大津進学教室の大津です。
今回は「大学受験」について、少し本音でお話しします。

私は静岡聖光学院で6年間を過ごしました。
中高一貫の男子校で、まわりは本当に優秀な仲間ばかり。
勉強では何度も壁にぶつかり、「このままで大学に行けるのかな…」と悩む日々でした。

そして高校3年の5月。進路を決める時期に、ようやく目標を定めました。
「人の役に立つ仕事がしたい」――そう思って、薬学の道を選んだのです。

🧪 理科は偏差値30台からのスタート

とはいえ、その時点での学力はボロボロ。
化学・生物は偏差値30台、英語だけがなんとか50前後。
今思えば、かなり無謀な受験計画でした(笑)。

でも、「やるしかない」と腹をくくって迎えた夏休み。
朝から晩まで図書館と自習室にこもり、
教科書・ノート・問題集を何度も繰り返しました。

気づけば、模試の成績がぐんぐん上がり、
受験直前には偏差値70を超えるように。
あの夏は、人生でいちばん集中していたと思います。

💬 忘れられない英語の先生の言葉

今だから言える話ですが――
10月ごろ、高校の英語の先生に呼び出されて、こう言われました。

「日本大学か成蹊大学の推薦、受けてみないか?」

たぶん先生は、私の成績を見て「薬学部なんて無謀だ」と思われたんでしょう。
でも、その言葉が逆にスイッチを入れました🔥

「いや、絶対に受かって見返してやる!」と、
そこからは勉強時間も集中力も一気に倍増。
“無理かもしれない挑戦”ほど燃えるタイプなんです。

💡 合格よりも大切だったこと

最終的に、私は静岡県立大学 薬学部に合格しました。
でも今振り返ると、合格そのものよりも、
あの夏に身についた**「本気で努力する力」**のほうがずっと大きな財産です。

「どうせ無理」と思っていたことが、努力で現実になった。
その経験があるから、今も生徒たちにこう伝えています。

「偏差値は“今の自分”を表すだけ。
未来の自分まで決めるものじゃない。」

🎾 そして大学ではテニス三昧

ただし、大学に入ってからは勉強そっちのけでテニス三昧(笑)
静岡駅南のスポーツクラブでテニスコーチを始め、
それが楽しすぎて気づけば10年以上続けていました。

この話は、次回の「テニスコーチ編」で詳しくお話しします!


偏差値30台でも、あきらめなければ変われる。
本気で頑張った夏は、人生を変える。

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大津 多聞のアバター 大津 多聞 大津進学教室塾長

清水の子供たちの学び舎のような塾になるようみっちり指導します。
経歴…清水岡小学校→静岡聖光学院→静岡県立大学薬学部→アナンインターナショナルにてさかなクンのマネージャー業務を経験。

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