― せっかくできていた生活リズムを壊さない ―
冬休みは、受験生にとって
**「まとまった時間が取れる大切な期間」**です。
一方で、使い方を間違えると、これまで積み上げてきたものを崩してしまう危険な時期でもあります。
今回は、受験生が冬休みに必ず意識してほしいことを、3つに絞ってまとめました。
① 生活のリズムを固定する(いちばん大切)
冬休みで一番大切なのは、
せっかくできていた生活のリズムを壊さないことです。
ここまで受験勉強を続けてきた中で、
・起きる時間
・勉強を始める時間
・寝る時間
など、ある程度のリズムができてきたはずです。
冬休みだからといって、
「今日は少し遅く起きよう」
「夜更かししてもいいか」
とリズムを崩してしまうと、
1月に元へ戻すのがとても大変になります。
冬休みも、
👉 「学校があるつもり」で生活する
これを意識してください。
勉強内容よりも、
何時から勉強を始めるかを固定することが大切です。
② 学校からもらっているワークを最後までやり切る
次に大切なのは、
学校から配られているワーク(基礎問題集など)を最後まで解くことです。
・途中で止まっている
・分からない問題を飛ばしている
・1周しかしていない
この状態は要注意です。
入試問題は、
「難しい問題が解けるか」よりも
**「基本的な問題を落とさないか」**を見ています。
冬休みは、
新しい問題集に手を出すよりも、
👉 今ある教材を完璧に近づける期間です。
③ 私立高校の過去問に取り組む
冬休みには、
私立高校の過去問にも取り組んでおきましょう。
ここでの目的は、
✔ 合格点を取ること
ではありません。
✔ 問題のレベル
✔ 出題傾向
✔ 時間配分
を知ることが目的です。
今は点数が取れなくても大丈夫。
「今の自分との差」を知ることが、次の勉強につながります。
✨ まとめ
受験生が冬休みに意識するべきことは、とてもシンプルです。
✔ 生活のリズムを壊さない
✔ 学校ワークを最後までやり切る
✔ 過去問で現実を知る
派手なことは必要ありません。
毎日、同じリズムで、やるべきことを積み重ねる。
それが、1月・2月に結果を出す一番の近道です。
「何から手をつければいいか分からない」
「自分に合った冬休みの使い方を知りたい」
そんなときは、
👉 具体的な勉強内容や時間の使い方は、個別面談で一緒に整理しましょう。
この冬休みを、合格への追い風にしていきましょう。
