受験を意識した10月の動き方:模試・志望校・学習習慣の3本柱

受験勉強は「いつ始めるか」だけでなく、「どう取り組むか」が勝負を分けます。10月に意識すべき3つの動き方を、模試活用・私立志望校決定・帰宅後時間の使い方の視点から整理しました。今月の行動が冬以降の差につながります。

1. 模試・予想問題演習で“受験モード”を始動
12月に控える学力調査や高校入試を見据え、時間制限をつけて予想問題を解く訓練をしましょう。過去3年分程度は目安として取り組みたいところ。制限時間内に解くことで、時間配分や焦りへの対応力も鍛えられます。解き終えたら必ず復習を。間違えた問題、解けなかった単元に注力して補強を進めましょう。

2. 私立高校の志望校を2校に絞る段階へ
静岡県私立高校の学力検査は2月初旬に実施されます。公立よりも早い日程ゆえ、10月時点で志望校を2校程度に絞り、準備を進めることが現実的です。塾の面談を活用し、過去の出題傾向や合格ライン、学校の特色をもとに志望校を絞っておきましょう。

3. 帰宅後2時間(16時〜18時)を“ゴールデンタイム”に変える
授業が終わって家に戻る時間帯(16時〜18時)は、まだ体力・集中力がある時間帯です。この時間を毎日一定量、受験につながる学習に充てる習慣をつくりましょう。たとえば英単語・漢字の暗記、過去問の一部、弱点補強の演習など。習慣化することで、「やろうと思ってできなかった」が激減します。
家庭だと難しい場合は、図書館や学習塾で夕飯までに時間を勉強するとほかの受験生に圧倒的な差をつけることができます。

まとめ・締めくくり

10月は、これまでの努力を「受験モード」に切り替えるタイミングです。模試演習で実践力を磨き、志望校を固めつつ、日々の学習習慣を整える。この3本柱を軸に動けば、12月・1月の追い込み期で大きなアドバンテージを持てます。今月の行動が、1月以降の自信と成果につながるよう、着実に進んでいきましょう。

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大津 多聞のアバター 大津 多聞 大津進学教室塾長

清水の子供たちの学び舎のような塾になるようみっちり指導します。
経歴…清水岡小学校→静岡聖光学院→静岡県立大学薬学部→アナンインターナショナルにてさかなクンのマネージャー業務を経験。

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